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 このページでは、カードスロットへメモリーカードリーダーとUSB2.0カード、無線LANカードを増設した様子を画像と共に紹介していきます。

 カードスロットへの増設は非常に簡単で、誰にでも出来ると思うので画像を見てもらう程度ですが、取り付け後にどんな感じになるか参考になればと思います。

 特に無線LANカードについては取り付けると結構はみ出るため、これから増設を考えている人の参考になれば幸いです。

目次
紹介内容
  1. カードの製品情報
  2. 取り付け後の様子
  3. まとめ

1. カードの製品情報
※注: 各画像をクリックすると大きい画像を見ることが出来ます。
メモリーカードリーダーカード
メモリーカードリーダー

 香港のサイトで購入した「EDUP」製の「メモリーカードリーダーカード」で、価格は$7.57で送料無料でした。

 使用可能なメモリーカードは「スマートメディア」「SDメモリーカード」「MMC」「メモリースティック」「メモリースティックPRO」の5種類になっています。

 型番の「MCR-5A」で検索すると、今は販売されていませんがBuffalo製のものが見つかり、違いはラベルの「EDUP」の部分が「Buffalo」に変わっている程度で、恐らく中身は同じ物だと思います。

USB2.0カード
USB2.0カード

 香港のサイトで購入した「HT TECHNOLOGY?」製の「ツライチUSB2.0 2ポート CardBus」で、価格は$10.21と日本で購入する場合の約半分程度で送料も無料でした。

 USB端子から電源を供給するための約70cmの補助電源用コードが付属しています。 このノートパソコンならカードスロットから標準装備のUSB端子までなんとか届きますが、機種によっては短い場合があるかもしれません。 しかし、接続する機器が電源を必要としない、または少しの電力でいい物なら特に気にしなくても良いですが、HDDやドライブなどある程度電力を必要とし、接続機器専用の電源コードがない場合は注意が必要です。

 表には何やら怪しげな中国語?が書いてありますが、裏面に書かれている通り中身のチップはNEC製のものなので、ドライバーや仕様的には問題無いと思います。

無線LANカード
無線LANカード

 Joshin webショップで購入した「プラネックスコミュニケーションズ」製の「MZK-W04N-PK」で、ルーターとセットになっていて価格は3,650円、送料を入れても4,150円という破格値でした。

 無線LANカードの型番は「GW-NS300N」で、対応規格がIEEE802.11b/g/n、アンテナは送信×2/受信×3のMIMO方式、 セキュリティはWEP(64/128bit)WPA/WPA2(暗号化方式:TKIP/AES、認証方式:PSK/IEEE802.1X)、 ソフトウェアアクセスポイント(Software AP)にも対応という仕様を見ると、いかにこの価格が安いかがわかると思います。

 このセット商品のルーター本体についてはブログ「遠雷のたくらみ」の「PLANEX 高速無線LANルータ&PCカードセット MZK-W04N-PK」以降の記事を参考にして下さい。


2. 取り付け後の様子
メモリーリーダー
USBカード

  上側の画像は、上段にUSB2.0カード、下段にメモリーカードリーダーカードを取り付けた様子です。
  ちょっとわかりにくいかもしれませんが、ぴったりツライチになっています。

 下側の画像は実際にUSBコネクタを差した様子です。
  この画像も少しわかりにくいかもしれませんが、USBカードの厚みよりUSBコネクタの黒い取っ手?部分の方が厚いのがわかると思います。
  その為、下側にツライチではない別のPCカードを取り付けた場合、USBコネクタを差し込めない可能性があります。

 メモリーカードリーダーカードについてですが、PCカードの構造上(メモリーカードもツライチになる)、本体に取り付けたままメモリーカードの抜き差しはほぼ不可能で、PCカードごと取り外すようになります。

LAN子機
無線LAN子機

 左図は上段にUSB2.0カード、下段に無線LANカードを取り付けた様子です。
 無線LANカード情報の画像で説明すると、先端の白いプラスチック部分の約3cmが出っ張ってしまいます。
 出っ張りは、台などの上に置いて操作するときには特別邪魔にはなりませんが、差し込んだまま持ち運んだり、足の上に置いて操作したりするとき結構邪魔になります。

 ちなみに、この図の様に取り付けをしていると、USBコネクタは少し無理矢理ですがなんとか差し込むことが出来ます。

 余談ですが、以前この無線LANカードを差したままのノートパソコンを家の階段に置こうとしたとき、裏のゴム足がうまく滑らず置き損なって2〜3段滑り落としたことがあったのですが、 その時、無線LANカードのプラスチック部分が少し開いた程度で特にどこも壊れなかったということがありました。


3. まとめ

 カードスロットへの取り付けに関しては特に難しいことなく行うことができると思います。
 問題は、2つあるスロットをどう使うか?だと思います。出っ張り部分に厚みのあるものだと1つしか使えなくなるし、ツライチと組み合わせて上側に厚みのあるものを差し、 下側にツライチを差せばなんとか両方使えるかもしれないし、今回の無線LANカードの様に厚みがなければどちらに差しても両方使えたりします。
 少し戸惑うのが取り外し時で(私だけ?)、間違った方の取り外し用プッシュボタン?を押してしまうと、間違った方のカードを取り外さない限りプッシュボタンが出っ張ったまま元に戻せなくなってしまいます。

 各カードについてですが、今回使ったメモリーカードリーダーカードは一昔前のもので、読み取り/書き込み速度がすごく遅いため、最近の大容量のメモリーカードでは使い物にならないと思います。 (大容量といってもSDHCには対応していないため、2Gまでしか使えないですが・・・。)

次にUSB2.0カードについてですが、このノートパソコンは標準装備のUSBが1.1なので拡張カードは必須だと思います。その中で、ツライチで取り付け出来るこの製品はおすすめです。
補助電源用のコネクタは付属していますが、別のUSB端子から取り回さなければいけなくて、線が邪魔になることを考えると、USB電源を必要とするものではなく別電源から供給するタイプのUSB機器を使うのがいいと思います。

 次に無線LANカードについてですが、カードの厚さが薄いので別のカードと一緒に使いやすいのですが、とにかく出っ張り部分が邪魔になります。
 どこかに据え置いて使うのなら問題ありませんが、持ち運びしたり足の上で使ったりするのには向いてないかもしれません。
 USB接続のものにするか、棒状のアンテナが出ているタイプの方が邪魔にならないかもしれません。

 ちなみに、私はどうしても気になったのでminiPCI用の内蔵無線LANボードを購入し取り付けました。 その様子はminiPCIへの増設を見て下さい。

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